Outlook起動時にエラー4usqaが出てきた場合の対処法

いつもお世話になっております。インフラサポートチームの近藤です。

●はじめに

先日トラブル対応でOutlook(Classic)を起動した際にエラー”4usqa”が出てしまうというお問い合わせがありました。
私も見た事が無いエラーだった上、調べても出てくる情報が英語のサイトばかりで非常に分かりづらかった為、今回はこの情報を共有させて頂きます。

●どんな条件でエラー”4usqa”が出る?

このエラーはMicrosoft365を利用の方で、Outlook(Classic)を起動した際に発生します。
発生の条件やエラーの意味については推測にはなってしまいますが、
おそらくMicrosoftExchangeをご利用の場合に、Microsoftアカウントのログインに失敗している為に出ているエラーの様です。
ただし、このエラーが出る状態になってしまっていてもその他のMicrosoft365アプリ(WordやExcel等)は起動が可能です。

●エラーが出てしまった際の対処法

このエラーが出てしまった場合は、まずMicrosoftEntra管理センターにMicrosoft365の管理者アカウントでログインします。

ログイン後、左のメニューから”アプリケーション” → “エンタープライズアプリケーション”と開きます。
次に管理から”すべてのアプリケーション”を開き、
“アプリケーションの種類==エンタープライズアプリケーション”と”アプリケーションID次の値で始まる”のフィルターを×で閉じます。

続いて左の検索窓より”Microsoft Information Protection API”を検索します。
“Microsoft Information Protection API”を開き、管理の”プロパティ”を開きます。
ここでユーザーのサインインを有効にする事で改善する場合があります。

●おわりに

今回のエラーはMicrosoftの仕様変更により発生している様で、海外では5/10前後から情報が出てきている様です。
今後日本でも影響が出てくる可能性がありますので参考になりましたら幸いです。

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