平素より大変お世話になっております。
営業の岡崎です。
弊社の本社があります名古屋市では連日30℃を超える真夏日が続き、営業中のマスクがつらい季節になってきました。
今回は、これから始まる暑い時期に多くなるPCトラブルについてご紹介します。
夏はPCの天敵がいっぱい
日常の業務ではあまり意識しないことなのですが、PCは精密機械です。
正しい設置や運用をしないと、故障の可能性が上がってしまいます。
気温が上がり、湿度も上昇する6~7月はPCの修理受け付け件数が増え始める時期です。
PCが苦手とする環境を作らないようにしましょう。
・高温多湿
人間と同じように、PCにも快適に働ける温度というものがあります。
一般的にPCの推奨動作温度は15℃~30℃と言われています。
PC内部の温度が上昇すると内部のHDDやCPUが破損する可能性があります。
・ほこり
長期休暇がある夏はほこりも溜まりやすくなりますよね。
水分を吸ったほこりは吸排気を悪くさせる原因の一つです。
吸排気口を詰まらせたり、内部に入り込んで故障を引き起こします。
・落雷
夏は嵐が多い季節ですよね。
精密機器にとって雷は最大の敵です。
ブレーカーが落ちた場合や落雷に備えましょう。
こんな場合は要注意!!
こんな状態でPCを設置をしていませんか?- PCに直射日光が当たる
- PCに内蔵ドライブが密着した状態で多数入っている
- PCをすき間10センチ以下の壁ぎわに設置している
- PCのファンの音が急に大きくなったまま変わらない
- 夏場にブレーカーがよく落ちる
- 雷の多い地域に住んでいる
PCトラブルを避けるために
大切な機材や情報を守るために、以下のことに気をつけましょう。
①PC内部の温度を上げない
PCケース内の吸排気経路を確保し、ファンにほこりがたまらないように注意しましょう。
また、設置場所にも気をつけましょう。PCケース前面や側面などのすき間を塞いでしまっていると気流を妨げたり、壁にぴったり近づけると排気した熱を吸い込んでしまうのでどんどん内部温度が上がってしまいます。
②長期休暇もPCはこまめに起動する
数日間PCを起動しないと、内部にほこりや湿気が蓄積して故障の原因に。
特に夏場の閉め切った部屋に放置するのは避けましょう。
③絶対にブレーカーを落とさない
PCが動作中にブレーカーが落ちると、機器やデータがクラッシュすることがあります。また、PCと関連機器に雷サージのダメージは致命的です。
最悪の事故を避けるためにも、是非UPS(無停電電源装置)や雷サージガード付きタップの導入検討を!!
「正しい設置ができているかわからない…」
「UPSってどうやって選べばいいの?」
などのご相談はお気軽に弊社へお問い合わせください。
これからの暑い季節、正しいPC運用で乗り切りましょう!!