いつもお世話になっております。インフラサポートチームの近藤です。
●はじめに
先日Windows10/11の最新バージョンである22H2の配信が始まりました。
これは2022年(22)下半期(H2)配信のバージョンという意味となります。
Windowsの大型アップデートは今年から年1回秋の配信となりましたので基本的にはH1と付くバージョンは今後配信されないと思います。
バージョン番号の詳細や確認方法については過去のブログでも記載させて頂きましたのでそちらもご参照下さい。
\ バージョン番号の詳細や確認方法をもっと知りたい方はこちら/
また、最新バージョンの配信が始まるのと並行して古いバージョンのサポートが終了していきます。
例えWindows10/11を使用していても古いバージョンのままではWindows7/XPの様なサポートの終わったOSを使用しているのと変わらなくなってしまう為、注意が必要です。
現在バージョン21H1のサポート終了が12月13日に迫っています。
基本的には自動でアップデートされていきますが、PCをあまり起動していなかったり一度の起動時間が短い場合は古いバージョンのまま止まっている場合があります。
Windows11は21H2からスタートしている為まだ全てのバージョンがサポート期間内ですが、Windows10の場合は一度確認した方が良いでしょう。
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●Windows10のバージョンが21H1以前だった場合には?
Windows10のバージョンが21H1以前だった場合にはサポート期限が切れてしまう前にアップデートをして頂く事をおすすめします。
①WindowsUpdateからのアップデート
通常はWindowsUpdateを使用してアップデートを行います。
左下の“スタート”(Windowsロゴのアイコン)→”設定”(歯車のアイコン)→”更新とセキュリティ”の順に開きます。
左のメニューからWindowsUpdateを開き、“Windows10、バージョン22H2の機能更新プログラム”が表示されていれば“ダウンロードとインストール”をクリックすればアップデートが始まります。
※現在のWindowsのバージョンによっては21H2の機能更新プログラムが表示される場合もあります。
表示されていない場合は一度“更新プログラムのチェック”を行う事で表示される場合があります。
②UpdateAssistantをマイクロソフトよりダウンロードしてアップデート
現在のバージョンが21H1以前にも関わらず上記のWindowsUpdateで機能更新プログラムが出てこない場合があります。
“更新プログラムのチェック”をしてもそれ以上新しい更新プログラムが出てこない状態まで更新を進めてしばらく待っていれば出てくる可能性もありますが、時間がかかり大変です。
そこで、マイクロソフトのサイトよりUpdateAssistantをダウンロードして手動アップデートを行う事も可能です。
UpdateAssistantは下記よりダウンロードが可能です。
Windows10 2022更新 | バージョン22H2と表示されているところの“今すぐアップデート”をクリックするとダウンロードが始まります。
ダウンロードされたツール(Windows10Upgrade9252.exe)を実行し“今すぐ更新”をクリックするとアップデートが始まります。
アップデート中も引き続きPCを使用する事は可能ですが注意点としまして、インストールが終わってから30分後に自動で再起動がかかります。
再起動がかかったタイミングで保存していないデータは消えてしまいますので注意が必要です。
●各バージョンのサポート期限
参考にWindowsの各バージョンのサポート期限も記載させて頂きます。
各バージョン | サポート期限 |
Windows8.1 | 2023/1/10 |
Windows10 | 2025/10/14 |
Windows10 2004 | 2021/12/14 |
Windows10 20H2 | 2022/5/10 |
Windows10 21H1 | 2022/12/13 |
Windows10 21H2 | 2023/6/13 |
Windows10 22H2 | 2024/5/14 |
Windows11 21H2 | 2023/10/10 |
Windows11 22H2 | 2024/10/8 |
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●おわりに
基本的にはWindowsの更新は自動で行われる為あまり意識する必要は無い様になっています。
しかし、万が一古いバージョンのまま止まってしまっていると新しいOSを使っている意味が薄れてしまう為、
定期的にWindowsUpdateを確認して頂く事をおすすめします。
当社のユースウェア保守契約では定期点検付きのプランもございます。
定期点検の際にはOSを含めて各ソフトの更新が正常に行われているかどうかも確認しております。
アップデートや保守契約に関するご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
システム導入時には補助金・助成金が利用出来る可能性があります。一度補助金・助成金診断サイトもご活用下さい。
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