これからの季節、三寒四温となり、寒い日と暖かい日が数日毎に繰り返さ れて春がやってきます。この寒暖差は体調を崩す要因となりますが、免疫力 が低下すると感染症にもかかりやすくなってしまいます。
感染の主なルートに「人」「物」「食品」「海外」がありますが、人からの 感染である「かぜ」や「インフルエンザ」についての予防対策はシンプルな もので、普段から心がけておくこととして「手洗い、うがいの励行」、免疫力 アップの為に「バランスのよい食事や十分な睡眠」です。「予防接種」や室内 の「こまめな換気」も行っておくとより安心です。
この様に予防は大切ですが、いくら予防をしていても完全に防ぎきれるものではなく、感染が疑われた時、人にうつさないように対応する事も重要に なってきます。接触感染、飛沫感染は要注意です。咳が出ればマスクをし、マスクが無ければ腕で顔を覆います。手で顔を覆うと、手で受けた飛沫が手 に付着しウィルスを広げてしまいます。
『感染症弱者』とされる、子供や65歳以上の方々に、うつさない環境づくりに配慮しなければなりません。
インフルエンザにかかった孫が、おじいちゃんのお見舞いに行き、おじいちゃんがインフルエンザになり…と言う話も身近で聞きます。
学校は学級閉鎖と言うものがありますが、職場にはありません。過剰反応はよくありませんが、職場で感染症が蔓延すると企業の生産性、事業遂行能 力を結果として、下げてしまうことにもなりかねません。インフルエンザと 診断された場合はもちろんの事、感染が疑われる状態であっても帰宅する事や人との接触を避ける事を社会人のエチケットとして理解しておく事が重要です。