雷の季節に備えて、UPS(無停電電源装置)の導入をお勧めします!

いつもお世話になっております。インフラサポートチームの近藤です。

●はじめに

これからの時期、豪雨や雷により停電となる可能性もあると思います。
私の自宅も先日の豪雨の際に30分程停電をしてしまい電気の大切さを改めて実感しました。
PCで突然電源が落ちてしまうと内部のデータやPCそのものが故障してしまう場合があります。
職場の場合、重要なデータやPCの故障は業務に大きな影響を出してしまう可能性があります。
それを防ぐ為にUPS(無停電電源装置)の設置をお勧め致します。

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●UPS(無停電電源装置)とは

UPSはコンセントとPC等の電気機器の間に挟むように設置します。設置のイメージとしては大型のOAタップの様な物になり、急に電源が落ちる事を防ぎたい機器をUPSに接続する形となります。
接続する機器としてはデスクトップPC、NAS、外付けHDD、ルータ、HUB等になると思います。
UPSは内部にバッテリーを搭載しており普段は充電しながら待機しています。
万が一停電やケーブル断が発生した場合、バッテリーより給電を開始し、UPSに繋がった機器は電源が落ちずに済む事になります。
また、停電対策以外にも急な電圧変化や電気ノイズから機器を守る機能も備えています。

当社では主にオムロン社製のUPSを取り扱いしております。

(参考)https://socialsolution.omron.com/jp/ja/products_service/ups/index.html

接続する機器の台数や消費電力によりUPSを選定する事になりますが、お悩みの場合は当社までお気軽にご相談いただければと思います。

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●UPS取り扱いの上での注意点

・停電等をした場合、UPSからの給電で使用し続けない

UPSはあくまで突然電源が落ちてしまうのを防ぐ機器の為、長時間給電し続ける事は出来ません。
速やかに正常な方法でシャットダウンを行い、停電が解消されるのを待ちましょう。

・UPSへの接続が不要、不可な機器もある

ノートPCの様にバッテリーが内蔵されている機器や突然電源が落ちても問題の無い機器はUPSに接続する必要はありません。
また、レーザープリンターや電気ヒーター等の消費電力の大きい機器はUPSへの負荷が高く故障に繋がる為メーカーより接続不可となっている場合があります。
オフィス機器だとレーザープリンターやコピー機を接続してしまう可能性がありますのでご注意下さい。

・バッテリーが劣化した場合は交換が必要

携帯電話等のバッテリーと同じ様にUPSのバッテリーにも寿命がある為、定期的な交換が必要となります。
機種にもよりますが寿命になると警告アラームが鳴りますのでそのタイミングで交換する事になります。警告アラームは交換前でもボタン操作で止める事が出来ます。

●おわりに

UPSは普段は重要性が分かりにくい機器ではありますが、万が一の場合に大きな意味を持つ重要な機器となります。
導入されていない場合はこれからの季節に備えて検討してみてはいかがでしょうか。
システム導入時には補助金・助成金が利用出来る可能性があります。一度補助金・助成金診断サイトもご活用下さい。

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