PC価格が高騰しています。お買い換えを検討中の方はお早めに!

いつもお世話になっております。インフラサポートチームの近藤です。

●はじめに

Windows10のサポートが終わりWindows11への移行が一段落したところではありますが、
最近のPCの価格動向が非常に危ない状態になってきております。
まだ大手メーカー製PCへの影響は限定的ですが、2026年以降大幅な値上げの可能性が高いのでご案内させて頂きます。

●PC部品の価格高騰

11月頃からPC部品の価格高騰が始まっており、特にメモリが急激な勢いで値上がりが発生しています。
一般向けの店頭価格は夏頃までの価格と比べて3倍から5倍の価格になっており、
夏頃までは1万円程度で買えたエントリークラスのメモリですら5万円を超える価格になってきております。
他にはSSDの値上げが顕著であり、今後グラフィックボードも値上げする事が懸念されています。
11月の時点では主に自作PCユーザー向けのパーツ販売での価格高騰でしたが、12月に入ってからBTOメーカーの値上げが始まっています。
※BTO…主にPCショップの販売するスペックのカスタムが可能な受注生産PC

先日はBTOメーカーのマウスコンピュータがSNSで価格が上がる前に購入する事を呼び掛けたところ、
注文が殺到して受注停止になった事がニュースになっていました。
また、マウスコンピュータは実際に2026年からの値上げを予告しています。

●なぜ値上げが起きている?

値上げの原因としてはAI用のデータセンターの建設ラッシュが起きている事と言われています。
データセンターでは大量のAI用サーバーが設置される事になるため、
そこで使用する大量のパーツをAI企業が発注しています。
特にAIではメモリを大量に使用する上、高性能メモリを製造可能なメーカーは世界的にも非常に限られるため、
生産能力の大部分をAI企業の予約で埋められてしまった事により一般向けメモリを製造する余地が無くなってしまっている様です。
また、一般向けメモリよりもAI向けメモリの方が利益が大きいためメモリメーカーもAI向けメモリの製造に注力しています。
先日はメモリ製造の大手メーカーであるMicronが一般向けメモリ販売から撤退する事も発表しました。

また、グラフィックボードにもVRAMという専用のメモリが搭載されているため、こちらの値上がりも予測されている他、
SSDに使われるNANDメモリという部品も生産能力が圧迫されているため、値上がりが起きています。

●今後どうすればいいか

現時点では自作向けのパーツ販売とBTOで値上げが始まっていますが、2026年以降HP,DELL,Lenovoや各国産メーカー等の
大手メーカー製PCでも値上げが来る事がほぼ確実と言われています。
また、この状況は短く見積もっても2027年一杯は続くと見られており、すぐに収束する可能性は低くなっています。
また、メモリを使用しているのはパソコンだけではなくスマートフォンやゲーム機も同じであるため、
それらの値上げも懸念されています。

現時点でWindows11に対応済みのPCであれば数年はそのまま使用すれば問題無いと思われます。
Windows10の延長サポートを申し込んでいる場合や、現時点でお買い換えを検討中のPCがある場合は早めのお買い換えをおすすめします。
2026年以降は今よりも大幅に高額になる可能性がある上、そもそも在庫不足で買えないという可能性もあります。

●おわりに

今回の値上げ騒動はあまりに急激で、僅か1か月程度で状況が大きく変わっております。
Windows10のサポート終了前に発生しなかったのは不幸中の幸いですが、
直近でお買い換えを検討中の方は少し遅れるだけで価格が大きく変わる可能性があるため注意が必要です。

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トラブル等でお困りであれば一度ご検討下さい。

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