平素より大変お世話になっております。
アプリケーションサポートチームの井手です。
財務R4電帳法対応版(Ver.21.40)についてご紹介します。
2022年1月24日(月)に財務R4電帳法対応版(Ver.21.40)のリリース予定となっております。
※掲載内容は技術改善により、予告なく変更することもございます。
■電子帳簿保存法の対応について
令和3年度の税制改正において電子帳簿保存法の改正が行われ、帳簿書類を電子的に保存する際の手続等について見直されました。
本バージョンでは、「電子取引に係るデータ保存」の要件である「検索機能の確保(検索項目は取引年月日、取引金額、取引先)」に、対応します。
■財務R4での電子取引データ(証憑)と仕訳の紐づけ操作
財務R4の各入力処理画面へ電子取引データとの紐づけをする「証憑」ボタンを追加します。「証憑」ボタンをクリックし、
電子取引データのファイルを指定して仕訳や伝票と紐づけます。
【「証憑」ボタンのある入力画面】
仕訳入力/仕訳検索/個別元帳/帳簿入力/振替伝票入力/入金伝票入力/出金伝票入力
※仮仕訳入力、仮伝票入力も追加対象です。(対象システム:IKX財務会計R4/財務応援R4 Premium)
※先行伝票入力は対象外です。
【ファイル指定について】
・Windowsのエクスプローラーでプレビュー可能なファイル形式であれば、指定画面の右側にプレビューを表示できます。
・紐づけできるファイルの種類に制限はありません。
・1ファイルのみ紐づけできますが、紐づけ時に複数のファイルを1ファイルに圧縮し、圧縮したファイルの指定も可能です。
仕訳入力や振替伝票で電子取引データを紐づけした場合、アイコンにより証憑が紐づいていることを表します。
アイコンをクリックすると電子取引データの内容が表示されます。圧縮ファイルを紐づけていた場合は、
圧縮されているファイル一覧が展開表示されます。
■仕訳取引データの検索
日付、金額、取引先での検索の他に、「電子取引データの紐付け有り」の仕訳を対象にした検索ができます。
参照URL : http://r4support.epson.jp/r4support/PInfoR4.nsf/R4/H000986
ご不明点などございましたらお気軽にご連絡下さい。
今後とも宜しくお願いします。