オンライン資格とは?

病院やクリニックなどの医療施設では、患者の医療保険を確認する作業が必要です。これを「資格確認」と呼びます。
オンライン資格確認は患者情報を集約・管理するシステムで、患者の保険情報だけでなく、医療の質を向上させる情報も得られます。医療機関や薬局、保険利用者にとってメリットの多い医療DXの基礎となります。

導入によるメリット

資格過誤によるレセプト返戻の作業削減
保険資格をリアルタイムに確認できることで、レセプトの返戻にかかる事務的負担削減
薬剤情報・特定健診等情報・手術情報閲覧が可能
患者様の過去3年分の投薬履歴と5年間分の特定健診等情報、令和4年9月以降の診療情報・手術情報が閲覧可能
窓口での保険証の入力の手間削減
資格情報として取得したデータをレセコンへ連携することにより、必要最小限の入力で登録可能
限度額適用認定証等の連携
高額療養費制度の適用の場合、保険者への申請なしに限度額の適用が可能になる
電子処方箋
処方箋を電子化し「電子処方箋管理サービス」にて一元管理。過去の処方・調剤歴が全国の医療機関・薬局で共有可能
医療扶助
生活保護受給者の資格情報が確認でき、未委託の即時検知や医療券/調剤券情報および資格情報の一括取得が可能
訪問診療・オンライン診療(居宅同意型)
モバイル端末を用いて、患者宅で保険資格が即座に確認可能
職域診療所
上記機能が職域診療所でも利用可能

今後拡大予定の機能

  • 電子カルテ情報共有サービス(令和7年度中本格稼働予定)
    導入においては、補助金適用が可能となっております。

事前準備頂くもの

顔認証付きカードリーダー

国より無償貸与
(医療機関・薬局・職域診療所にて申請必要)
5機種より選定
→どの機種もUSBケーブル同封

資格確認端末

OSは Windows10 IoT Enterprise 2021 LTSC 推奨
NICを2つ搭載
USB3.1を1ポート以上搭載

NW機器(ルーター)

接続環境に応じて設置(IP-VPN方式は設置必須)
その他接続環境に応じてHUBやLAN配線なども必要

タブレット/スマートフォン

(訪問診療・オンライン診療実施の場合)
iPadに関しては2024年10月以降利用可能

電子証明書
(医療機関・薬局・職域診療所にて申請必須)

オンライン資格確認用に
電子証明書の取得を実施いただく
→オンライン請求用電子証明書と兼務可能

導入の流れ

価格

医療機関・薬局・職域診療所向け概算初期費用(構成例)
¥335,500(税込)〜

  • 記載事項は参考構成になります。
    現地設置環境により必要機材、配線作業など追加費用が発生する可能性があります。
  • オンライン資格確認端末は選択可能です。そのため、機種により費用が変動します。
  • ルータについては当社推奨機器としてYAMAHA製RTX830を想定しています。
  • 価格は変更となる場合があります。
  • 別途交通費が発生致します。

≪機器別の概算初期費用≫

メーカー機種名価格(税込)
LogitecLB-JB18¥429,000〜
I.O DataAPX2-MEDICAL/QCA¥407,000〜
EPSONJS55¥341,000〜
EPSONJN2000¥335,500〜

訪問診療・オンライン診療向け概算初期費用(構成例)

  • 記載事項は参考構成になります。
    通信費は別途発生します。
  • モバイル端末は選択可能です。そのため、機種により費用が変動します。
  • すでに所有されているスマートフォン・タブレットへの設定も承ります。
    (機種によっては入れ替えをお願いする場合があります)
  • 価格は変更となる場合があります。
  • 別途交通費が発生致します。

≪機器別の概算初期費用≫

メーカー機種名価格(税込)
aiwaAB10L(タブレット)¥79,090〜
Motorolamoto g13¥62,700〜
設定のみ¥36,300〜

納期目安

お問い合わせいただいてからの納品までの納期情報です。(2024/5/10現在)
全機種  1ヶ月程度

導入事例

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よくある質問

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